サラリーマンの複業は本業と相乗効果を狙おう!複業⇔本業のスキル・経験の好循環

サラリーマンが複業をするにあたっては、本業の仕事との相乗効果を考えるのが大切です。

本業のスキルを複業で活用し、複業で得た経験やスキルを本業に還流する。

このように本業と複業の効果的なサイクルを築き上げることがサラリーマン複業には求められます。

複業は本業で得たスキルを活用すべき

サラリーマンの方が複業(副業)を始める場合に、本業とまったく関連性がない未経験の業種やジャンルに取り組む人が意外といます。

しかし、複業が本業と180°違うのはもったいないです。

これまでサラリーマンとして本業で行ってきて得たスキルというのは、実は自分が思っているよりも価値があります。

特に何年にも渡って経験値をためてきた人ほど、会社内ではなく日本全体で考えると、上位のスキルを持っていることになります。

そのため、複業を始める場合には、本業で得たスキルを活用すべきです。

まったく経験のないジャンルでは、複業として始めるにあたっての勉強が必要になります。

まずはその複業を行うために大量のインプットを行わなければなりません。

それに対し、本業で得たスキルを複業に活用すれば、インプットの時間を大幅に減らせます。

さすがにインプット0というのは難しいものの、本業のスキルや経験があるので、アウトプットまでの時間も短縮できます。

本業のスキルを活かせる方がマネタイズもしやすい

本業のスキルを活かすのがよい理由としては、マネタイズの部分が挙げられます。

複業で未経験の分野では、どういった内容であれば、お金を稼ぐことができるか?というマネタイズの部分がよく分かりません。

どういう内容なら、複業をマネタイズできるかという感覚がないからです。

しかし、本業であれば、どういった業務でもお金とは常に密接に関わっています。

  1. 営業であれば、どういったニーズを満たせば、お金がもらえるか。
  2. バックオフィスでもどういったスキルの人材が会社で重宝されているか。
  3. 会社がお金をかけてでも得ているスキルはどういったものか。

このように本業のサラリーマンの中で日々売り上げや経費でお金に接しています。

そうした本業で培ったお金に関する肌感覚が、複業のマネタイズまでの導線造りに役立ちます。

複業が本業と密接すぎるのは要注意

ただし、本業のスキルや経験を活かした複業とは言ったものの、本業と大きく競合する複業を行うのは注意が必要です。

サラリーマンとして勤めている会社の就業規則で、そうした行為を禁じている可能性もあります。

もし、そうした本業と競合する複業を行った場合には、減俸や懲戒解雇などの罰則を設けていることもあります。

また、本業と近すぎると身バレのリスクも出てきます。

同じような本業に近いと、同じ会社の同僚だったり、取引先の人が情報収集などで複業の仕事に気づいてしまうこともあります。

よほど複業として大きく成長していないかぎり、複業を会社にオープンにするのは得策ではありません。

このように本業と密接すぎる複業は、就業規則に違反したり、同僚への身バレリスクもあるため、競合しないようにするのがオススメです。

複業と本業は相乗効果をもたらすのが理想

複業と本業とはお互いによい影響を及ぼす相乗効果をもたらすのが理想です。

複業がまずサラリーマンの本業で培ったスキルやナレッジを活用し、スタートします。

複業がうまく成長すると、複業でいろいろな経験値やスキルが蓄積されます。

こうして複業で得た知識や経験を本業にも還流します。

複業のスキル・経験をサラリーマンの本業にも役立てることで、本業もブラッシュアップします。

さらに磨かれた本業によって蓄積されたスキルを複業に転用することで上昇気流のような相乗効果が得られます。

このように、目指すべき状態は本業と複業のよいサイクルを築き上げることです。

まとめ

今回、複業は本業と相乗効果を狙うべきとして、その理由を紹介しました。

複業で未経験の分野よりも本業の方が圧倒的に成功する可能性も高く、かかる時間も省略できます。

マネタイズまで複業で実現するために本業で培ったスキルや経験を活用するのが大切です。

ただ、本業と密接すぎる複業は身バレなどのリスクもあるため、競合する業務は避けましょう。

複業と本業の相乗効果は、本業で得たスキルを複業に活かし、そして複業で培った経験・スキルを本業にも還流することです。

サラリーマンの複業としては、本業+複業どちらにもプラスになることが重要なので、相乗効果が得られる複業に取り組むようにしましょう。

次回は、私の場合の本業と複業の相乗効果の事例を紹介したいと思います。